𓇳
太陽(ラー神・天体)の意味と読み方
EGYPTIAN HIEROGLYPH N005
U+131F3
ガーディナー N5
音価 ra
「太陽(ラー神・天体)」𓇳 の基本データ
| ヒエログリフ | 𓇳 |
|---|---|
| 日本語名 | 太陽(ラー神・天体) |
| Unicode |
U+131F3
|
| Unicode正式名称 | EGYPTIAN HIEROGLYPH N005 |
| ガーディナー番号 | N5 |
| カテゴリ | N: 空・地・水 |
| 音価(代表) | ra |
| 用法 | 表意文字 |
| 使用された時代 | 古王国 中王国 新王国 プトレマイオス朝 |
「太陽(ラー神・天体)」𓇳 の意味と象徴
「太陽(𓇳 ra)」は古代エジプトで最も基本的かつ重要なヒエログリフの一つで、円の中に点が描かれた天体「太陽」を表します。古代エジプト語では「ra(ラー)」と読み、太陽神ラーそのもの、また太陽・日・時間の単位を意味します。
ラー神は古代エジプトの最高神の一人で、宇宙の創造者・支配者として崇拝されました。ヘリオポリス(太陽の都市)を聖地とし、エジプト宗教の中心的存在でした。第5王朝以降、ファラオは「ラー神の息子」と称され、王権の正統性の根拠とされました。
神話では、ラーは毎日昼間に天空を太陽の船(マンジェト船)で航海し、夜には冥界(ドゥアト)を別の船(メセケテト船)で旅して、明け方に再び東から昇るとされました。各時間帯にはケプリ(朝)、ラー(昼)、アトゥム(夕方)と異なる姿で現れます。
このヒエログリフは限定符として「日」「時間」を含むあらゆる単語に付けられ、古代エジプト文書で最も頻繁に登場する記号の一つです。
「太陽(ラー神・天体)」𓇳 の音価(読み方)
古代エジプト語の翻字(transliteration)と、複数の表記体系における読み方を示します。
| 表記体系 | 音価 |
|---|---|
| 標準翻字(Manuel de Codage) | ra |
| バリエーション | re |
| バリエーション | ra |
| バリエーション | sun |
「太陽(ラー神・天体)」𓇳 を使った古代エジプト語
この文字が用いられた代表的な単語・語句の例。翻字(音)と意味を併記しています。
| ヒエログリフ | 翻字 | 意味 |
|---|---|---|
| 𓇳 | ra | 太陽、ラー神、日 |
| 𓇳𓊪𓅓 | ra pa-mu | ラーパムウ(人名) |
| 𓇳𓏏𓏯 | ra-t | 日々、毎日 |