𓋖
プスケント(二重冠・上下エジプト統一の象徴)の意味と読み方
EGYPTIAN HIEROGLYPH S005
U+132D6
ガーディナー S6
音価 sxmty
「プスケント(二重冠・上下エジプト統一の象徴)」𓋖 の基本データ
| ヒエログリフ | 𓋖 |
|---|---|
| 日本語名 | プスケント(二重冠・上下エジプト統一の象徴) |
| Unicode |
U+132D6
|
| Unicode正式名称 | EGYPTIAN HIEROGLYPH S005 |
| ガーディナー番号 | S6 |
| カテゴリ | S: 王冠・衣服・杖 |
| 音価(代表) | sxmty |
| 用法 | 表意文字 |
| 使用された時代 | 古王国 中王国 新王国 プトレマイオス朝 |
「プスケント(二重冠・上下エジプト統一の象徴)」𓋖 の意味と象徴
「プスケント(𓋖 sekhemty)」は古代エジプトのファラオがかぶる「二重冠(双冠)」を表すヒエログリフで、上エジプトの白冠(ヘジェト 𓋑)と下エジプトの赤冠(デシュレト 𓋔)を組み合わせた形状をしています。これは紀元前3100年頃のナルメル王による上下エジプト統一を象徴し、以後ファラオの最高権威を示す王冠として用いられました。
古代エジプト語では「sekhemty(2つの権力)」と呼ばれ、ファラオが上下両エジプトの支配者であることを視覚的に示しました。ナルメル王のパレットや、ピラミッド時代以降のあらゆる王の彫像・浮彫に頻繁に登場します。
プスケント本体の実物は現存していませんが、絵画や彫像から白い円錐形の冠(ヘジェト)の周りを赤い枠(デシュレト)が囲む構造であったことが分かります。
このシンボルは現代エジプト国家のアイデンティティとも結びつき、エジプト国旗のサラディンの鷲や、エジプト関連の博物館のロゴにもインスピレーションを与えています。
「プスケント(二重冠・上下エジプト統一の象徴)」𓋖 の音価(読み方)
古代エジプト語の翻字(transliteration)と、複数の表記体系における読み方を示します。
| 表記体系 | 音価 |
|---|---|
| 標準翻字(Manuel de Codage) | sxmty |
| バリエーション | pschent |
| バリエーション | sekhemty |
「プスケント(二重冠・上下エジプト統一の象徴)」𓋖 を使った古代エジプト語
この文字が用いられた代表的な単語・語句の例。翻字(音)と意味を併記しています。
| ヒエログリフ | 翻字 | 意味 |
|---|---|---|
| 𓋖 | sxmty | 二重冠 |
| 𓋖𓏏 | sxmtyt | 2つの権力 |
| 𓋖𓋹 | sxmty anx | 生ける王 |